2010年4月7日水曜日

AmeFoodie Sister Blog

AmeFoodie: 「なに食べる?」の姉妹ブログを開設

 2009年の9月から、多国籍料理をAmeFoodieの旨いものご紹介ブログ:「なに食べる?」で和洋折衷料理、アメリカの各地方料理や移民料理など、AmeFoodie流に工夫した料理をご案内しています。レシピに必要な食材には時々、日本でなじみの少ないものもあります。ブログを読む
 そこで、このブログにこれ等、珍しいあるいはちょっと捜さないと見つけにくい食材をご案内します。そして基本のレシピ(ソースなど)もご紹介するつもりです。 今日はアジア各地から、洋風料理にも使ったり、重宝する4つの珍味の話をします。

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1) 我が家の台所では一番取り出しやすい場所に置いてあるのは「キムチ用粉末唐辛子」です。韓国産の唐辛子に独特な甘みと旨みもありまして、韓国、東南アジア料理、中華などだけではなく、イタリア料理、メキシカン、インドや中近東料理にも使えます。(嬉しいことに、とても手ごろな価格で購入できます。)
2) 近頃、大活躍なのは中国産の黒酢:「鎮江香醋[チンコゥコゥズ]」(豊かな香りから香醋と呼ばれている)です。健康食品として、黒酢はかなり以前から注目されていますが、召し上がり方が限られていました。この香醋はあまり鼻につんっと来ないし、甘みもありますので、使い方の幅がとても広いと思います。さらに、この数年間で何かと話題になっているイタリア産のバルサミコ酢とほぼ同じ味ですから、中華だけではなく、サラダドレッシング、お肉の洋風ソースなどで、使い道が多岐です。(お値段がバルサミコの3分の1以下ですから、ぜひ お試しください。)
3) 外国の都市にある中華街に行きますと街中に独特な香りが充満しています。(横浜の中華街ももちろんそうです。)1つは五香粉の香りですが、それ以外にも干しえびや魚などの乾物の香りです。中華街の香りを瓶に詰めたものが「沙茶醤[サーチャジャン]」です。香醋とほんの少しの沙茶醤を小皿に入れて、いつものギョウゾを召し上がってみてください。目からうろこが落ちるほどに美味です。炒め物、スープ、肉料理にも少量の沙茶醤を淹れるだけでたちまち中華です。(何故か日本で売られっている沙茶醤のラベルに「すき焼きの薬味」と書いてあります。すき焼きに使ったことはありませんが、不思議な味になるのではないかと心配です。)兎にも角にも絶妙な味ですから、ぜひ 使ってみてください。
4) 大人気のタイ料理には、パクチー、ナンプラ、ココナツミルクと激辛のチリソース:「シラチャー」が欠かせません。シラチャーは主に唐辛子、にんにく、砂糖と酸味料で作られています。タイ産の唐辛子は、ご存知、非常に辛いです。使う量を注意すれば、美味しいドレッシングやタレもでき、焼きそばや肉野菜炒めにも、一味違った香り高い料理ができます。

 順にAmeFoodieの台所で使っているハーブ、スパイスや珍しい食材をご紹介して行きますので、ご質問や詳しく教えて欲しい食品や料理がありましたら、「コメント」を残してください。
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